車高が少し高く、運転しやすいサイズのクロストレックは、日本でも大人気になる予感がします。
特に降雪地域の大雪に見舞われた時に活躍する車です。
オンロードでは、スポーティーにオフロードでは、力強く走ってほしい方にピッタリだと思います。
荷室も広いのでアウトドアからウィンタースポーツまでお出かけに良いですね。
車体の作りも凄いようで、スバルグローバルプラットフォームで高剛性化と軽量化がアップしているそうです。
また、独自のリヤサスペンションは、ダブルウィッシュボーン式を採用したことでカーブや不規則な路面を走行するときにも快適な走りができる設計になっているようです。
【クロストレックのサイズスペック】
全長:4,480mm
全幅:1,800mm
全高:1,575mm
ホイールベース:2,670mm
トレッド(前後):1,560/1,570
最低地上高:200mm
乗車定員:5名
車両重量:1540kg/1560kg
最小回転半径:5.4m
全幅が1,800で収まっているのがいいですね。
そんなクロストレックで雪道を走る時は注意が必要です。
クロストレックには、2WD仕様と4WD仕様があります。※正確にはFWD(前輪駆動車)とAWD(四輪駆動車)
2WD仕様で走った場合、アイスバーンの雪道では簡単に滑ります。
ツルツルのアイスバーンだとノーマルタイヤだと空回りしますし、カーブなど止まりません。
4WD仕様なら大丈夫と思いがちですがノーマルタイヤだと、かなり滑ります。
最低限、タイヤチェーンの装着は必要です。
スタッドレスタイヤをお持ちでなければタイヤチェーンの用意は必須となります。
降雪地域の方はもちろん、ウィンタースポーツに行く方は、タイヤチェーンをクロストレックに積んでおくと安心です。
クロストレックは荷台が広いので十分に積むことができます。
また近年では、都心でも雪が積もることがありますので冬タイヤの備えは必要です。
そこで今回は、クロストレックに合ったタイヤチェーンを紹介します。 昔と違って取り付け簡単タイプもあります。
通常は、スタッドレスタイヤを履くのがいいのですが、タイヤの保管場所がないなどの理由からそこまで必要ではない方もいると思います。
野外の置くと盗難のリスクもありますし、マンションでベランダに置くのは大変です。
そんな時は、脱着が楽なタイヤチェーンをおすすめします。
今、履いているノーマルタイヤ(夏タイヤ)に被せて走ることが可能になります。
クロストレックのタイヤサイズを調べる
タイヤチェーンを買う時は、クロストレックのタイヤサイズを調べます。
購入時に装着されているタイヤサイズは以下の通りです。納車時の装着タイヤです。
※タイヤチェーン購入の際は、状況によっては非対応もありますので付属マニュアルを必ず確認しましょう。
・225/60R17 17インチ ダークメタリック塗装
・225/55R18 18インチ ダークメタリック塗装+切削光輝

タイヤチェーンを装着するタイヤ前後どっち?
クロストレックの取り扱い説明書を確認してください。
タイヤチェーンの使い方について記載があります。
タイヤチェーンの種類
現在、タイヤチェーンは材質の違いなどで3種類あります。
それぞれにメリットとデメリットがありますので一番優先にする点を踏まえて選びましょう。
金属チェーン
昔からある鎖状のチェーンでジャラジャラとしたものです。
メリットは、雪道に食い込みやすいので良い滑り止めになります。
また、値段も5千円前後くらいで安価です。
デメリットは、慣れないと取り付けが難しいこととゴツゴツと乗り心地が悪いです。
さらに「シャンシャン」と音が大きいので雪がない道で走ると騒音になります。
非金属チェーン
最近人気なのが素材がゴムやポリウレタン製の非金属チェーンです。
メリットは、タイヤに沿った形状なので装着しやすく乗り心地も良い方で騒音もありません。
錆びることもないので綺麗に保管できます。
デメリットは、値段が高めになることです。
布製チェーン※タイヤカバー
なんとナイロン製でできたタイヤチェーンがあります。
チェーンと言うよりカバーになります。
小さく折りたたんで収納できたり、取り付けが簡単というメリットがありますが
乾燥した道路で走ると耐久性がなかったりしますので長期使用はオススメはできないものです。
あくまでも緊急時に短時間、装着するものです。
また、高速道路規制では対象外になる場合があります。
以上のようにクロストレックのタイヤチェーンを選ぶ時は「金属チェーン」または「非金属チェーン」となります。
クロストレックのタイヤチェーンのおすすめは?
タイヤチェーンを選ぶ時の選択肢として「値段」と「取り付けやすさ」があると思いますのでそれぞれでまとめてみました。
※購入の際は、販売店に適合確認をしましょう。
安さで選ぶなら
ジャラジャラとした昔からある鎖型チェーンタイプです。
金属製の鎖なのでアイスバーンの食い込みが強いです。
圧雪した道路でも有効です。
ただし、金属チェーンの取り付け経験がある方向けです。
自動車学校で勉強した以来の初めての方は練習をしておきましょう。
最大のメリットは、価格が安いことです。


取り付けやすさで選ぶなら
金属チェーンは、取り付けが難しいので簡単なものがいいという方は、非金属チェーンがオススメです。タイヤにフィットする形状なので被せやすいです。サビが少ないので長く使えます。


短距離で一時的な使用であれば布製タイヤチェーン※カバー
チェーンと比べてグリップ力は劣りますが、短距離の走行など一時的な使用であれば布製タイヤチェーンも使えます。
実際にはチェーンではなくカバーとなります。
装着が簡単なのがメリットです。
タイヤにかぶせてから車を少し前に動かして覆ってあがる感じで、急な装着でも手間取ることはありません。
ただし、耐久性はありませんので雪がない乾いた道路で高速で走ると布が痛みます。


急な大雪になる場合にタイヤチェーンは、即座に対応できるので便利です。
ノーマルタイヤだとスリップする道路でもタイヤチェーンがあれば安心度が高くなります。
道路脇で作業する時の注意点
急に雪が降ってきて道路脇でタイヤチェーンの装着作業をすることがありますが、後続車の追突に注意してください。
ハザードランプを付けていても雪が積もって隠れる場合があります。
そうなると後ろの車からは、存在がわからなくなるので事故が起きてしまいます。
そんな時にオススメしたいのが「三角停止板」です。
これは事故や故障をした場合に車の後ろに置いて注意を促すものですが雪道での作業でも使えます。
最近のものは、ライトが点滅するものがあり、視認性が向上しています。
ぜひ、車に積んで起きましょう!

この非常灯を車の屋根に付けておくと、点滅してくれるので安心感が向上します。
夜間の作業では必須アイテムです。
