マツダのラインナップで一番の高級SUVとなるCX-60が登場しました。
高級路線はないだろうと思っていただけにビックリした車種となります。
エクステリア、インテリアともに、ここ数年間で高評価を得てきた技術を詰め込んだ印象で「大人のSUV」に仕上がっています。
また、車体の割に燃費がいいと評判です。
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッド(ディーゼル)、プラグインハイブリッドの4グレードが用意されています。
こういう車を作るようになったマツダが凄いなと思います。
【CX-60 サイズスペック】
全長:4,740mm
全幅:1,890mm
全高:1,685mm
ホイールベース:2,870mm
最低地上高:175mm・180mm
乗車定員:5名
そんなCX-60で雪道を走る時は注意が必要です。
CX-60には、2WD仕様と4WD仕様があります。
ほとんどの方は、2WD仕様で走っていると思いますので雪道では簡単に滑ります。
ツルツルのアイスバーンだとノーマルタイヤだと空回りしますし、カーブなど止まりません。
4WD仕様なら大丈夫と思いがちですがノーマルタイヤだと、かなり滑ります。
最低限、タイヤチェーンの装着は必要です。
スタッドレスタイヤをお持ちでなければタイヤチェーンの用意は必須となります。
降雪地域の方はもちろん、ウィンタースポーツに行く方は、タイヤチェーンをCX-60に積んでおくと安心です。
また近年では、都心でも雪が積もることがありますので冬タイヤの備えは必要です。
そこで今回は、CX-60に合ったタイヤチェーンを紹介します。 昔と違って取り付け簡単タイプもあります。
通常は、スタッドレスタイヤを履くのがいいのですが、タイヤの保管場所がないなどの理由からそこまで必要ではない方もいると思います。
野外の置くと盗難のリスクもありますし、マンションでベランダに置くのは大変です。
そんな時は、脱着が楽なタイヤチェーンをおすすめします。
今、履いているノーマルタイヤ(夏タイヤ)に被せて走ることが可能になります。
CX-60のタイヤサイズを調べる
タイヤチェーンを買う時は、CX-60のタイヤサイズを調べます。
購入時に装着されているタイヤサイズは以下の通りです。納車時の装着タイヤです。
※タイヤチェーン購入の際は、状況によっては非対応もありますので付属マニュアルを必ず確認しましょう。
・235/60R18 103Vタイヤ 18x7 1/2jインチアルミホイール
・235/60R18 103Hタイヤ 18x7 1/2jインチアルミホイール
・235/50R20 100Wタイヤ 20x7 1/2jインチアルミホイール
タイヤチェーンを装着するタイヤ前後どっち?
CX-60の取り扱い説明書を確認すると「後輪に取り付ける」とあります。
タイヤチェーンの説明書と合わせて確認をして取り付けましょう。
タイヤチェーンの種類
現在、タイヤチェーンは材質の違いなどで3種類あります。
それぞれにメリットとデメリットがありますので一番優先にする点を踏まえて選びましょう。
金属チェーン
昔からある鎖状のチェーンでジャラジャラとしたものです。
メリットは、雪道に食い込みやすいので良い滑り止めになります。
また、値段も5千円前後くらいで安価です。
デメリットは、慣れないと取り付けが難しいこととゴツゴツと乗り心地が悪いです。
さらに「シャンシャン」と音が大きいので雪がない道で走ると騒音になります。
非金属チェーン
最近人気なのが素材がゴムやポリウレタン製の非金属チェーンです。
メリットは、タイヤに沿った形状なので装着しやすく乗り心地も良い方で騒音もありません。
錆びることもないので綺麗に保管できます。
デメリットは、値段が高めになることです。
布製チェーン※タイヤカバー
なんとナイロン製でできたタイヤチェーンがあります。
チェーンと言うよりカバーになります。
小さく折りたたんで収納できたり、取り付けが簡単というメリットがありますが
乾燥した道路で走ると耐久性がなかったりしますので長期使用はオススメはできないものです。
あくまでも緊急時に短時間、装着するものです。
また、高速道路規制では対象外になる場合があります。
以上のようにCX-60のタイヤチェーンを選ぶ時は「金属チェーン」または「非金属チェーン」となります。
CX-60のタイヤチェーンのおすすめは?
タイヤチェーンを選ぶ時の選択肢として「値段」と「取り付けやすさ」があると思いますのでそれぞれでまとめてみました。
※購入の際は、販売店に適合確認をしましょう。
安さで選ぶなら
ジャラジャラとした昔からある鎖型チェーンタイプです。
金属製の鎖なのでアイスバーンの食い込みが強いです。
ただし、金属チェーンの取り付け経験がある方向けです。
初めての方は練習をしておきましょう。
最大のメリットは、価格が安いことです。
取り付けやすさで選ぶなら
金属チェーンは、取り付けが難しいので簡単なものがいいという方は、非金属チェーンがオススメです。タイヤにフィットする形状なので被せやすいです。
サビが少ないので長く使えます。
短距離で一時的な使用であれば布製タイヤチェーン
チェーンと比べてグリップ力は劣りますが、短距離の走行など一時的な使用であれば布製タイヤチェーンも使えます。装着が簡単なのがメリットです。
急な大雪になる場合にタイヤチェーンは、即座に対応できるので便利です。
ノーマルタイヤだとスリップする道路でもタイヤチェーンがあれば安心度が高くなります。
道路脇で作業する時の注意点
急に雪が降ってきて道路脇でタイヤチェーンの装着作業をすることがありますが、後続車の追突に注意してください。
ハザードランプを付けていても雪が積もって隠れる場合があります。
そうなると後ろの車からは、存在がわからなくなるので事故が起きてしまいます。
そんな時にオススメしたいのが「三角停止板」です。
これは事故や故障をした場合に車の後ろに置いて注意を促すものですが雪道での作業でも使えます。
最近のものは、ライトが点滅するものがあり、視認性が向上しています。
ぜひ、車に積んで起きましょう!
この非常灯を車の屋根に付けておくと、点滅してくれるので安心感が向上します。
夜間の作業では必須アイテムです。