
小型SUVで圧倒的な人気を誇るスズキのジムニー。
初代発売から半世紀も経過していますが、愛らしいデザインと悪路をガンガン走る性能で多くの方に支持されています。
また、カスタムしやすい車なのでパーツを付け替えてオリジナルジムニーを完成させてInstagramでもよく見かけますね。
女性にも人気で「ジムニー女子」という言葉もあります。
そんな人気者のジムニーが欲しいという方が気になるのが維持費です。
どんなに良いクルマでも維持費が高いと今の御時世に乗るのは大変です。
そこで今回は、ジムニーにかかる維持費について解説をします。
ジムニーを長く乗るために知りたい維持費とは
ジムニーを所有すると定期的な車検や税金の支払いが発生します。
税金は決まった金額なのでどうにもなりませんが、車検については日々のメンテナンスで費用を軽減できる場合があります。
長く乗るためには、大きな故障ないように気をつけることが大事です。
車検や自動車税の費用
ジムニーを所有している限り、必要な支出は以下の通りです。
・自動車税:排気量によって異なりますが、ジムニーの場合は排気量660ccの車両なので年間10,800円かかります。※5月
・ガソリン代:軽自動車としてはやや燃費が悪く13.8~15.0km/L程度となっています。
・任意保険:車両の年式や保険の内容、等級によって異なりますが、約2万円~5万円程度が一般的です。
・車検費用:法定費用を含めて約5万円くらいとなります。ただし、消耗品などで交換が発生した費用は別途かかります。
修理費用や部品交換の目安
ワイパーはゴムをホームセンターで購入して、作業も簡単なので自身で行うことをおすすめします。
定期的に交換するオイル交換は、工賃込みで5,000円前後が相場となります。
また、バッテリー交換となりますと工賃込みで2万円〜3万円が相場となります。
その他の交換作業については、お店によって異なります。
車に詳しい人であれば、部品を購入して自身で作業すると安く済みます。
ジムニーの維持費を節約する方法
燃費改善の方法
これはどの車でも同じですが、アクセルを踏み込んで急発進するのは、燃費が悪くなるので避けたい運転です。
また、エアコンも節約することで燃費の改善ができます。
荷室も普段は空にするようにして、積むのはキャンプなどイベント時だけにしましょう。
ガソリン代を安くする方法
昔と比べてガソリン代は高くなりました。
ジムニーは、軽自動車でも燃費が悪い方なので通常よりもガソリン代がかかります。
そこで少しでもガソリン代を安くする方法です。
ガソリン代そのものを値引いて安くするのは、難しいのですがポイント還元で実質安くできます。
そのためには、クレジットカードで支払います。
クレジットカードもいろいろありますが、中でも楽天カード
のポイント還元がオススメです。
特にENEOSで給油される方がお得になります。

定期的な点検やメンテナンスが必要
車検時以外でもジムニーの状態を気にするようにしましょう。
バッテリー交換、エンジンオイル交換など車検で行っていない場合は、購入店と相談してメンテナンスをしてください。
お近くのイエローハットやオートバックスでも対応してくれます。
部品や消耗品の点検と交換を怠っていると、いきなり大きな故障に繋がります。
それが結果的に多額の出費を避けることができます。
以上のようにジムニーの維持費がかかりますが、ある程度の節約も可能になっています。
ジムニーの維持費まとめ【軽自動車】
項目 | 年間費用(目安) | 補足 |
---|---|---|
自動車税(軽自動車) | 約10,800円 | 全国一律。毎年4月1日時点の所有者に課税 |
自賠責保険(2年分) | 約17,000円 | 継続車検時に支払い |
任意保険 | 約50,000〜100,000円 | 年齢・等級・補償内容によって大きく変動(例:30代・ゴールド免許) |
車検費用(2年ごと) | 約80,000〜100,000円 | 整備内容による。法定費用+整備費+代行料等 |
ガソリン代(年間) | 約100,000〜120,000円 | 年間10,000km・燃費13km/L・レギュラー180円/L想定 |
オイル・消耗品交換 | 約10,000〜20,000円 | オイル交換年2〜3回+ワイパーなど |
駐車場代(月極) | 約60,000〜240,000円 | 地域差が大きい(地方5,000円/月、都市部20,000円/月) |
洗車・メンテナンスなど | 約5,000〜10,000円 | コイン洗車やメンテナンス用品など |