雪道対策としてスタッドレスタイヤを装着するのは常識ですが実際に雪がどんどん降る中でそれだけでは足りません。
ウィンドウガラスには雪が積もってきて見えにくくなりますし、道も除雪をしていないと雪でハマってしまうこともあります。
そんな時に役立つグッズをご紹介します。車に積んでおくといざという時に便利です。
雪道を走る時の必須アイテム6選
雪道を走る時、通勤なのか買い物なのか遠出をするのかで違ってきますが下記のアイテムがあると安心だと思います。
1.スノーブラシ
スポンジブラシとゴムベラが付いた伸縮性の雪下ろし棒です。
これがないと手で雪を払ったりしますがこのスノーブラシがあるとあっという間に雪を落とすことができます。
車に積んでおくと確実に役立ちますのでおすすめです。
2.解氷剤スプレー
朝に車のウィンドウガラスを見るとカッチカチに氷が張っていることがあります。
こうなると溶けるまで窓が見えませんので運転ができません。
通勤などで急いでいる時に困ります。
昔はお湯をかけて溶かしていましたが今は便利なアイテムがあります。
それが解氷剤スプレーです。
このスプレーをシューッとかけると氷を早く溶かしてくれますので便利です。
1シーズンで数本使うと思います。
雪が長引くと減りが早いのでまとめ買いがおすすめです。
3.携帯用アルミショベル
スノボーやスキーなどで雪深い地域に行った時に車を駐車してしばらくして戻ると車が雪で埋もれていることがあります。こうなるとスノーブラシでは対応できません。
そんな時は、大きなショベル(スコップ)があるとザクザク雪を除雪できるので便利です。
こちらは折りたたみができて小さくなりますので車に積むのに丁度良いです。
4.スノーヘルパー
大雪の道で車がハマるとアクセルを踏んでもタイヤが空回りします。
そんな時はこのスノーヘルパーをタイヤの下に敷いてグリップ力を高めると脱出できます。
昔は木の板を積んでいましたが便利なものが今はあります。
5.タイヤのチェーン
山越えの道などかなりの降雪地域になるとスタッドレスタイヤでも滑ります。
そこでタイヤにチェーンを巻くとグリップ力が上がって滑る心配が少しなくなります。
もし、そのような所を走る予定がある時は、チェーンを積んで置くことをオススメします。
※使用しているタイヤサイズと合わせて下さい。
関連記事:あまり雪が降らない地域にスタッドレスタイヤは必要?
6.防水のフロアマット(ゴム製)
フロアマットを敷いておくと便利です。
例えば、長靴に雪がついた状態で車に乗り込みますので車内が汚れます。
特に足元のフロアマット(カーマット)は、雪が溶けてベチャベチャになります。
また、助手席にスコップやスノーブラシを置いた時に水浸しになります。
そんな時に役立つのがゴム製の防水カーマットです。
縁が付いていると水漏れがありません。
以上のように雪道での走行は、予想もしていない事態に備えておくことが大事です。
道具を積んでおくことで困っている人を助けることもできます。
道路脇で作業する時の注意点
急に雪が降ってきて道路脇で雪下ろしやタイヤチェーンの装着作業をすることがありますが、後続車の追突に注意してください。
ハザードランプを付けていても雪が積もって隠れる場合があります。
大雪になると積もるペースが早くなります。
そうなると後ろの車からは、存在がわからなくなるので事故が起きてしまいます。
そんな時にオススメしたいのが「三角停止板」です。
これは事故や故障をした場合に車の後ろに置いて注意を促すものですが雪道での作業でも使えます。
最近のものは、ライトが点滅するものがあり、視認性が向上しています。
ぜひ、車に積んで起きましょう!
この非常灯を車の屋根に付けておくと、点滅してくれるので安心感が向上します。
夜間の作業では必須アイテムです。
雪にハマった時に自動車保険のロードサービスは対応してくれない!
雪のトラブル対策でいろんなグッズを用意していても大雪が降るとどうにもならないことがあります。
四駆の車でも立ち往生することもあります。
大雪が降ると道路の境目や白線などが見えなくなり、すれ違いなどで脱輪することがあります。
側溝にタイヤが落ちてしまうと元に戻すのは困難です。
専用の機械で引き上げたりしないと人間の力ではどうにもなりません。
また、雪にタイヤがハマって抜けなくなる「スタック」もよくあるトラブルです。
このような事態になった時に自動車保険付帯のロードサービスに連絡すると思いますが「雪によるもの」については対象外になる場合があります。あくまで事故や故障した時が対象で雪道は、無料で対応してくれません。
今一度、加入している保険内容を確認してみて下さい。
そうなるとやはり心強いのがJAFロードサービスです。
雪道のトラブルでも助けに来てくれます。
よくJAF救出の経験者で「助かったけど料金が高かった」と言う方がいますがそれは、「未加入」の場合です。
先に加入していれば「無料」で作業してくれます。
いざトラブルになる「先に入っていれば良かった〜、、」と悔やむものです。